月刊潤滑経済 2011年10月号 No.556
月刊潤滑経済 2011年10月号 No.556
(keizai201110)
出版社:株式会社潤滑通信社 発行:2011年10月5日発行 サイズ:B5版
特集 I :潤滑油分析による攻めのメンテナンスの実践
設備に使用されている潤滑油は,人間に例えると血液と同じ役割であり,油中を分析することにより使用油の劣化度合いや設備の不具合などの状態を掌握することができることからメンテナンスの実践に有効とされている。
今回は,攻めのメンテナンスとして有効な油中分析ツールの使用事例や効果などをご紹介する。
<掲載記事>
- ○潤滑油分析の意義と役割(福井大学 大学院 本田 知己)
- ○潤滑油の分析技術―酸価および水分の測定について―(メトロームジャパン 坂元 英州)
- ○トライボ診断による攻めのメンテナンス(トライボテックス 川畑 雅彦)
特集 II :潤滑油剤を取り巻く環境規制の最近の動向
潤滑油剤を取り巻く環境下では,市場がグローバル化し,日本からの製品輸出や製造工場の海外進出に伴い,国際規格や法規制・自主規制が盛んに行われている。
今回は,潤滑油剤に関わる環境規制や動向,環境対応に伴うPRTR法や化審法,REACHやRoHS指令などの動向とそれを円滑にするためのシステムとソフトウエアを紹介する。
<掲載記事>
- ○潤滑油に関わる化学物質規制の動向(潤滑油協会 島崎 敏郎)
- ○アジアの化学物質管理制度の現状と課題(製品評価技術基盤機構 竹田 宜人)
- ○化学物質管理のためのシステムとソフトウェアの紹介(シスミックインテグレーション 有尾 雅之)
製品と技術
- ○「RMFシステム」オイルフィルタ濾過比(β2>2300)オフライン・オイル濾過システム(高精度フィルタシリーズ)(RMFジャパン テクニカルサポートDiv.)
- ○世界をリードするアントンパール社の密度/粘度測定技術と最新応用例(アントンパール・ジャパン)
インタビュー
- ○MQL・セミドライ加工による社会貢献―フジBC技研―(編集部)
連載
- ○トライボロジー講座 第9回『動力伝達要素のトライボロジー(1)歯車』(トライボロジーアドバイザー 似内 昭夫)