月刊潤滑経済 2021年9月号 No.678

月刊潤滑経済 2021年9月号 No.678

(keizai202109)
出版社:株式会社潤滑通信社
発行:2021年9月5日
サイズ:B5版

特集 I :潤滑油の傾向管理と分析によるメンテナンス

設備保全において計測,分析,診断技術により傾向管理を適切に実施することは,設備の安全稼働や機能の維持という側面からも重要な役割を担う.ことに“機械の血液”ともいわれる潤滑油のコンディションは,その時の状態を認知するだけでなく,継続的にそれを監視することで機械要素の状態変化を把握することにもつながる.従来は熟練者の感覚や経験に頼ることが多かったが,近年では,よりきめ細かなモニタリングや状態の数値化など「見える化」が進み,作業の効率化とともに機械寿命の延長,製品品質の向上にも寄与している.そうした潤滑油の傾向管理と分析によるメンテナンスについて本特集では取り上げる.

<掲載記事>

  • 潤滑管理と潤滑油分析による攻めのメンテナンス~Mobil Serv℠使用油分析によるコンディションモニタリング~(EMGルブリカンツ 潤滑油エンジニアリングサポート部ルブエンジニア 藤原 新吾 氏に聞く)
  • 潤滑管理の重要性と正しい清浄度管理の実践(RMFジャパン 明石 武山)
  • トータルオイルメンテナンスサービスによる設備保全の働き方改革と潤滑油分析技術(東京オイルアナリスト 山中 克浩)
  • 中赤外分光システムによる潤滑油の劣化傾向の診断(ケイエルブイ 戸田 圭亮)

 

特集 II :洗浄剤と洗浄機器の動向と適用例

  • お試し洗浄テストによる炭化水素系洗浄剤の洗浄体験~炭化水素系洗浄剤代替のために! NSクリーン実機洗浄テスト~(編集部)
  • 高機能表面処理洗浄剤HDM-1による金属材料の密着性向上(横浜油脂工業 木村 真典)
  • 環境対応型フッ素系溶剤の動向(AGC 花田 毅)
  • マイクロバブルによる切削油・洗浄液浄化ユニットとその効果(スギノマシン 木下 聖子)

トピックス

  • 『確かな技術を,次の100年へ。』~コスモ石油ルブリカンツ大阪工場操業100周年を迎えて~

TOP INTERVIEW

  • 幅広い引火点・沸点範囲のラインアップを揃える環境対応型溶剤「VCクリーン」(安藤パラケミー)

連載

  • 初めての転がり軸受 第4回「転がり軸受の色々な形式(1)」(トライボロジーアドバイザー 似内 昭夫)
  • 掌の小節 第五節(技術オフィス・村上 村上 靖宏)
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