月刊潤滑経済 2010年11月号 No.544
月刊潤滑経済 2010年11月号 No.544
(keizai201011)
出版社:株式会社潤滑通信社 発行:2010年11月5日発行 サイズ:B5版
特集:環境対応潤滑剤と状態監視・潤滑管理による設備管理
国内の製造現場では近年,設備の高経年化,スキル保持者の大量退職,保全費用の抑制などの問題が山積し,設備メンテナンスの重要性が高まっている。
そのような背景のもと,日本機械学会では,機械状態監視診断技術者の育成として,「ISO18436-2準拠 機械状態監視診断技術者(振動)」および日本トライボロジー学会とともに「ISO18436-4準拠 機械状態監視診断技術者(トライボロジー)」の資格認定事業を行っている。
11月17日(水)~19日(金)に開催される「メンテナンス・テクノショー2010」では「状態監視技術プラザ」にて振動診断とトライボロジー資格制度のPRを行うと同時に,コスト低減と省燃費につながる潤滑剤,潤滑管理,診断技術などの技術展示が予定されている。
本特集では,環境対策やコスト低減のための潤滑剤の選択やシステムの導入とともに,的確な診断技術を採用することによる現場課題の克服や人材育成を支援する方策を紹介する。
<掲載記事>
- ○ISO18436に準拠した機械状態監視診断技術者の現状と必要性―Current Status and Necessity of Machinery Condition Analyst in accordance with ISO18436―(日本機械学会 松田 博行)
- ○火力発電設備における状態監視と潤滑管理への取り組み(電源開発 沼尻 光一郎)
- ○製鉄所における設備診断と潤滑管理―フィルターグラム汚染度分析法の開発―(JFEスチール 吉田 隆二)
- ○攻めのオイル分析による省燃費化とコストダウンの実現(新日鐵化学 安井 敬司)
- ○鉄道車両と潤滑油・グリース(鉄道総合技術研究所 曽根 康友)
- ○設備管理のための振動診断の実践(旭化成エンジニアリング 岩崎 俊二)
- ○モノづくり現場の省エネ活動に寄与する設備用潤滑油(出光興産 小別所 匡寛)
PRのページ:トライボロジー技術
- インテクノス・ジャパン,ヴァイサラ,エスティジェイ,エス・ティ・ジャパン,ジャパン・アナリスト,新日鐵化学,トランステクノ
イベント紹介
- ○ものづくりNext↑「メンテナンス・テクノショー2010」(編集部)
連載
- ○やさしい切削油剤の話 第3回 『切削油剤の用途と効果(1)切削加工 1』(協同油脂 坂 拓也)