月刊潤滑経済 2006年10月号 No.490
月刊潤滑経済 2006年10月号 No.490
(keizai200610)
出版社:株式会社潤滑通信社 発行:2006年10月5日発行 サイズ:B5版
特集:だから合成潤滑油が使われている
合成潤滑油は鉱油系に比べ価格が高価であることが導入に至るまでに障害となっていた。しかし,合成潤滑油の持つ高性能,高効率化の実現や,長期的に見た場合のコストメリット,更には環境保全の観点から,合成潤滑油は以前に比べなお一層注目されている。
そこで今回は,各分野において合成潤滑油が使われている現状や背景,また使用によって得られるメリットなどをとりまとめる特集を企画した。
<掲載記事>
- ○工業用潤滑油と合成潤滑油(コスモ石油ルブリカンツ 寺田 茂穂)
- ○歯車装置に使用される合成油系ギヤー油について(新日鐵化学 長野 克己)
- ○ハイブリッドグリースについて(NTN 江上 正樹)
- ○変動する世界での生分解性作動油とグリスの特長(フックスペトロルブAG Dr. Dietrich Horner,Glenn Perkins)
- ○冷凍空調分野における冷媒と冷凍機油について(出光興産 須藤 英輝)
トピックス
- ○日本エスケイエフ「SKFテクニカルプレスデー」開催(編集部)
小特集:デイリーメンテナンスレスキュー
- Q 1 減速機主軸ベアリングが連続して焼損
- Q 2 すべり軸受けの焼きつき
- Q 3 減速機ギヤーの温度上昇
- Q 4 ブロワー駆動Vベルトのスリップ
- Q 5 点検基準の作り方
- Q 6 手の届かないボルトの緩み点検
- Q 7 潤滑油とグリースの使い分け
- Q 8 軸受けの異音
- Q 9 天井クレーン走行車輪ギヤー欠損応急処置
- Q10 渦巻きポンプ性能低下
- Q11 チェーン駆動軸受のトラブル
- Q12 折損ボルトの抜き方とボルトに関する注意事項
- Q13 すべり軸受のメタル油溝の切り方と隙間
- Q14 保全費の削減方法
- Q15 高圧ポンプのオーバーホール
- Q16 研磨機主軸スプライン偏摩耗の応急処置/li>
- Q17 潤滑油の更油基準
- Q18 ラインシャフト形式で使用されている歯車のトラブル
- Q19 油浴式減速機の潤滑管理
- Q20 ロールネックのジャーナル部が摩耗した際の応急処置
トピックス
- ○オートアフターマーケット活性化連合設立(編集部)
連載:油空圧用シールと関連製品について
- ○第11回 『取り扱いと使用上の注意』(阪上製作所 飯沼 重雄)