月刊潤滑経済 2006年12月号 No.492
月刊潤滑経済 2006年12月号 No.492
(keizai200612)
出版社:株式会社潤滑通信社 発行:2006年12月5日発行 サイズ:B5版
特集:金属加工における廃油・廃液減量化対策
製造業における環境対策や国際競争の中,ゼロエミッション化は避けて通れない課題となっている昨今,中でも潤滑油剤の廃棄物の削減やリサイクルなどは,廃棄物処理費用の軽減や品質の安定化,生産性の向上など,工場経営の効率化につながることから急務となっている。
今年度,本誌でも「水溶性油剤の延命化」,「コンタミネーションコントロール」など様々な側面からこのテーマを取り上げてきた。
そして今回は「金属加工における廃油・廃液減量化対策」と銘打ち,MQLをはじめとする加工方法,ろ過装置・切粉圧縮などの関連製品,アルミのドライ加工の現状などをピックアップし,それぞれの有効な活用方法,最新の動向,経済効果を取りまとめていく特集を企画した。
<掲載記事>
- ○水溶性加工液のリサイクルを可能とする廃液処理(鳥取大学 近藤 康雄,米子工業高等専門学校 山口 顕司)
- ○MQL・セミドライ加工における廃油・廃液減量化対策について(ホーコス 槇山 正)
- ○アルミ加工におけるドライ化の現状(オーエスジー 村上 良彦)
- ○切屑圧縮装置の導入効果について(油研工業 宮坂 篤)
- ○エレメントレス・フィルター(industria 高橋 一彰)
- ○高精度ろ過装置で実現する,クーラントのロングライフ化及び廃油リサイクル(ノリタケエンジニアリング 山田 眞司)
- ○加工液の延命リサイクル(三鷹工業所 宮田 孝和)
製品と技術
- ○潤滑油を劣化させないMBろ過装置の特長とその効果事例(日本濾過工業)
連載:油空圧用シールと関連製品について
- ○第12回 『シールトラブルの対応(1)』(阪上製作所 飯沼 重雄)