月刊潤滑経済 2007年5月号 No.497

月刊潤滑経済 2007年5月号 No.497

(keizai200705)
出版社:株式会社潤滑通信社
発行:2007年5月5日発行
サイズ:B5版

特集I :生産現場のオイルミストの現状と課題

切削加工現場の工作機械から発生するオイルミストをはじめ,溶接現場でのヒューム,ポンプの排気に含まれる油分など,現場の環境を悪化させる諸問題は,現場で働く方の健康維持はもちろん,ISO14000シリーズの採用などの観点からも,ものづくり現場の重要な課題となってきている。
近年は,切削液や加工方法も油性から水溶性へ,またMQL・セミドライ加工の普及により新たなオイルミスト対策も問題視されてきている。
そこで今回はオイルミスト発生のメカニズムやそれらの問題を解決するミストコレクターの特長及び有効活用法をタイプ別に紹介し,オイルミスト対策の決定版となる特集を企画した。
 
<掲載記事>

  • オイルミストの発生メカニズムとアンチミストタイプ切削油の現状と課題(新日本石油 須田 聡)
  • フィルター式ミストコレクターによるオイルミスト対策(赤松電機製作所 原田 忠義)
  • 電気集塵タイプによるオイルミスト対策(アマノ 北林 功一)
  • TACミストールによるオイルミスト対策(東洋空気調和 高橋 勲)

 

特集 II :食品業界を取り巻くトライボロジー技術

近年,消費者の食の安全性に対する意識が高まり,食品製造メーカー,食品機械メーカー,食品機械用潤滑油剤メーカーなど,関連するメーカーがそれぞれ食の安全の実現のため,様々な取り組みをしている。特に潤滑油剤に関しては日本トライボロジー学会内にF.G.L(Food Grade Lubricants)研究会を立ち上げ,食品機械に使用される油剤の安全性について正しい認識を広める活動を行っている。
そこで今回は,各メーカーの取り組み,食品機械用潤滑油剤の最近の動向についてを取りまとめる特集を企画した。
 

<掲載記事>

  • ○ISO 22000:2005 食品安全マネジメントシステム(日本能率協会 武中 和昭)
  • ○食品メーカーの安全性への取り組み―大東食研におけるISO 22000の導入―(編集部)
  • ○食の安全と食品機械用潤滑剤~食品機械メーカーの取り組みについて~(レオン自動機,奈良機械製作所)
  • ○食品機械用潤滑剤 NSFガイドラインの和訳掲載について(サン・マリンディーゼル 齋藤 美也子)

 

ミストコレクター一覧表

  • 赤松電機製作所,アマノ,エスアンドエフ,大見工業,オーム電機,小倉クラッチ,シールテック,昭和電機,ダイナミックツール,テクノワシノ,東浜商事,東洋空気調和,日本ドナルドソン,ノリタケエンジニアリング,ハイデック,富士フィルター工業,フルタ電機,ホーコス,マーレフィルターシステムズ,山武商会

製品紹介

  • ○食品機械用潤滑剤 ニチモリオーシャンシリーズ“メードインジャパンモデル”とは?(ダイゾー ニチモリ事業部)

PRのページ:食品機械用潤滑油剤

  • NOK/NOKクリューバー,コスモ石油ルブリカンツ,サン・マリンディーゼル,ダイゾー ニチモリ事業部,レッド&イエロー
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