月刊潤滑経済 2008年6月号 No.511

月刊潤滑経済 2008年6月号 No.511

(keizai200806)
出版社:株式会社潤滑通信社
発行:2008年6月5日発行
サイズ:B5版

特集 I :トライボマテリアルと表面分析

トライボロジーは,21世紀の効率化の技術と言われ,省資源・省エネルギーの実現に不可欠の技術である。
ナノスケールの構造を制御した新規材料や新しい潤滑油の開発など,環境に対応するトライボロジー技術の役割は,今後さらに大きくなっていくことが予想される。
そこで今回は,トライボロジーにおける表面性状を把握するための計測・分析手法を各分野の専門家に解説いただき,計測・分析技術の各分野における現状と今後の動向を取り上げた。また,本特集の付録「表面試験分析機器・測定機器一覧表」では,試験・測定・分析機器を一堂に紹介しているので,表面分析の利用・活用の促進の一助となれば幸いである。
 
<掲載記事>

  • ○摩擦面の計測と分析(東京理科大学 佐々木 信也)
  • ○摩擦面の化学分析(岩手大学 南 一郎)
  • ○摩擦面の硬さ測定(東京理科大学 佐々木 信也)
  • ○表面形状測定(テーラーホブソン 宮下 勤)
  • ○走査型プローブ顕微鏡法を用いた表面物性の測定と潤滑分野への応用(日産アーク 叶 際平)

 

特集 II :グリースの最近の動向

グリースは自動車や鉄鋼設備をはじめ,精密機器や食品機械など広い分野で使用されている。さらに設備の小型化や過酷な条件下での使用にも耐えられるような高機能・高付加価値が求められている。
そして近年では,あらゆる分野においても環境対応が求められており,グリースにおいても,性能や環境への取り組みについて厳しく求められるようになってきている。
そこで今回は,グリースの環境対応や技術動向について取りまとめる特集を企画した。
 
<掲載記事>

  • ○自動車部品におけるグリース潤滑の動向(日本グリース 木下 賢吾)
  • ○クリーン環境用グリース(出光興産 北野 浩之)
  • ○使用グリース分析による潤滑状態の把握(協同油脂 並木 実)

 

表面試験分析機器・測定機器一覧表

  • アジレント・テクノロジー,エー・アンド・デイ,エスアイアイ・ナノテクノロジー,キヤノンマーケティングジャパン,キーエンス,協和界面科学,神戸製鋼,交洋製作所,小坂研究所,新東科学,スペクトリス,テーラーホブソン,ナノテック,日本電子,日本ビーコ,ネムス,マコー,三鷹光器,レスカ

コラム

  • ○向丘の夜は更けて ~第2回~ 文明とエネルギ-(星技術士事務所 星 満)
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