月刊潤滑経済 2008年9月号 No.516

月刊潤滑経済 2008年9月号 No.516

(keizai200809)
出版社:株式会社潤滑通信社
発行:2008年9月5日発行
サイズ:B5版

特集 I :機械状態監視による設備管理の有効活用

ものづくりを支える設備管理の重要性は広く認識されてきているが,一方で熟練者の不足や教育の不備など,生産現場における技術や技能の伝承は深刻な問題を抱えている。日本機械学会が進めている「機械状態監視診断技術者」も,実績を重ねている振動診断に続き,来年からは日本トライボロジー学会とともにトライボロジースペシャリストの認定を予定している。
そこで今回は,設備管理における振動,潤滑の監視による診断の有効性やメンテナンスソリューションの有効な活用などを紹介する特集を企画した。
 
<掲載記事>

  • ○機械状態監視診断技術者(振動)資格認定の状況(関西大学 岩壺 卓三)
  • ○トライボロジースペシャリストの誕生―ISOに準拠した機械状態監視診断技術者(トライボロジー)の資格制度の発足間近―(玉川大学 似内 昭夫)
  • ○「保全経営力」で技術品質を保つ―戦略的人財育成を目指して―(日本プラントメンテナンス協会 四道 広)
  • ○機械状態監視による設備管理の動向(旭化成エンジニアリング 迫 孝司)
  • ○製鉄業における潤滑系診断と経済効果(新日本製鐵 四阿 佳昭)
  • ○自動車生産工場における潤滑管理の経済効果(ダイハツ工業 松尾 良作)
  • ○製造業におけるメンテナンスの経済性(クリーンテック 佐々木 徹)

 

特集 II :産業洗浄の最近の動向

昨今の産業分野における洗浄技術は,製造業における製品の高品質化・高性能化・高付加価値化や製造収率の向上のために,製造プロセス・生産ラインに不可欠となっているが,技術進歩に伴ってますます高精度な洗浄品質や安全性,環境保全,省エネ・省資源,ゼロエミッション,コスト削減などへの取り組みが不可欠となっている。
そこで今回は,産業洗浄の現状と洗浄技術の動向や展望について取りまとめる特集を企画した。
 
<掲載記事>

  • ○洗浄装置の構成の考え方(エー・エス・ケー 時田 康之)
  • ○部品洗浄における洗浄装置の選定(ファインマシーンカタオカ 三井 俊文)
  • ○減圧脱水乾燥装置による廃液の減量化(大和化学工業 渡辺 弘幸)
  • ○残留異物評価―コンタミ自動計測―(森合精機 森合 主税)
  • ○洗浄装置における槽内掃除機の必要性(ジャパン・フィールド 洞口 博)

 

PRの頁:トライボロジー技術

  • ○IHI検査計測,英和,ジャパン・アナリスト,新日鐵化学,新日本石油,TACO

製品と技術

  • ○フッ素系洗浄剤の現状(旭硝子 光岡 宏明,津崎 真彰)

コラム

  • ○向丘の夜は更けて ~第5回~ 明治の人材づくりから学ぶ(星技術士事務所 星 満)
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