月刊潤滑経済　2008年10月号　No.517

出版社：株式会社潤滑通信社
発行：2008年10月5日発行
サイズ：B5版

特集 I ：潤滑油分析技術と機器の動向

潤滑油の分析技術は，欧米をはじめスタンダードになり，来年には「ISO機械状態監視診断技術者」のトライボロジ－バージョンもスタートする。
そこで今回は，潤滑油の依頼分析の流れや分析により何がわかるのか。また分析機器のトレンドや傾向など，診断技術と潤滑剤の開発に欠かせない分析機器を紹介する特集を企画した。
 
＜掲載記事＞

• ○オイルのインラインサンプリング測定とジェット燃料測定（インテクノス・ジャパン　門井　剛史）
• ○オイル分析による設備診断と分析機器の動向（ジャパン・アナリスト　平井　恭一）
• ○蛍光X線による潤滑油中の硫黄および摩耗粉の分析（スペクトリス　PANalytical事業部　水平　学）
• ○ガスクロマトグラフによる潤滑油分析（アジレント・テクノロジー　高橋　慶）

特集 II ：工作機械・射出成形機・ダイカストマシンの潤滑管理

各種産業機械を取り巻く環境は，油圧から電動化やハイブリッドなどへの変化が見られる。また，日本の機械メーカーによる輸出も多く，アジア諸国や成長著しいBRICs市場などグローバルに使用されている。
そこで今回は，潤滑剤の開発動向や給油・給脂，フィルトレーションなど潤滑管理の動向，また今後の展望などを紹介する特集を企画した。
 
＜掲載記事＞

• ○工作機械の潤滑管理の実態と攻めのメンテナンスによる経済効果（出光興産　久藤　樹）
• ○射出成形機・ダイカストマシン用グリースと給脂システム（リューベ　伊坂　和久）
• ○ダイカスト離型剤の品質管理と標準化に向けて―全国工作油剤工業組合　離型剤部会―（編集部）
• ○ダイカストマシン用潤滑剤品目一覧表

PRの頁：ダイカストマシン用潤滑剤

• 青木科学研究所，日米，松村石油研究所，コスモ石油ルブリカンツ，大同化学工業，日華化学，日本黒鉛商事，花野，ユシロ化学工業

INTERVIEW

• ○モリコート（R）60周年記念インタビュー（編集部）

製品と技術

• ○環境対応型ノンボンデ冷間鍛造用潤滑剤（住鉱潤滑剤）

潤滑油余話

• ○純正油の歴史（元ゴトコ・ジャパン　商品技術部長　澁澤　郁雄）

コラム

• ○向丘の夜は更けて　～第6回～　潤滑油膜の不思議（星技術士事務所　星　満）