月刊潤滑経済 2009年4月号 No.523
月刊潤滑経済 2009年4月号 No.523
(keizai200904)
出版社:株式会社潤滑通信社 発行:2009年4月5日発行 サイズ:B5版
特集 I :固体潤滑の最近の動向
環境問題が叫ばれて久しい昨今,固体潤滑では環境負荷低減の手段として,DLC膜や複合材料などの開発・研究が盛んに行われている。
本特集では,固体潤滑の最近の研究・開発動向や実用化動向をご紹介する。
<掲載記事>
- ○固体潤滑の最近の動向(東京都市大学 広中 清一郎)
- ○DLC膜の最近の実用化動向(ジェイテクト 鈴木 雅裕)
- ○DLC複合膜による境界潤滑特性の向上(日本工業大学 三宅 正二郎)
- ○CNxコーティングの超低摩擦特性実用化のための研究動向(名古屋大学 大学院 梅原 徳次,野老山 貴行)
- ○固体潤滑剤と新しい高分子複合材料(NTN 江上 正樹)
特集 II :トライボロジー試験の最近の動向
近年,産業界ではトライボロジー技術を見直す動きが活発化し,とくに摩擦・摩耗試験に関する注目度が増している。また,摩擦・摩耗試験の目的と意義を見直し,これらを有効に活用する方策を模索する機運も高まっている。
本特集では,摩擦・摩耗現象の利用・活用の促進を目的に,トライボロジー試験の基礎と最近の動向をご紹介する。
<掲載記事>
- ○摩耗における相似則―摩耗試験における条件設定の優先順位について―(東京工業大学 笹田 直)
- ○AE法による摩擦・摩耗現象の認識と評価(千葉大学 大学院 三科 博司,長谷 亜蘭)
- ○転がりすべりにおけるマイルド-シビア摩耗転移(ものつくり大学 平岡 尚文)
- ○金属ベルト式CVT用潤滑油剤から生成された潤滑膜の形態について(出光興産 成田 恵一)
コラム
- ○向丘の夜は更けて ~第12回~ 情報処理の方法について(星技術士事務所 星 満)