月刊潤滑経済 2010年10月号 No.542
月刊潤滑経済 2010年10月号 No.542
(keizai201010)
出版社:株式会社潤滑通信社 発行:2010年10月5日発行 サイズ:B5版
特集 I :表面テクスチャリングとトライボロジー
表面テクスチャリングは,古くからしゅう動表面の潤滑状態改善に有効であることが知られているが,新しい加工プロセスを取り入れた研究開発が最近,再び脚光を浴びている。
今回は,テクスチャリングとは何か,また加工技術やその評価方法と製品への適用などについてご紹介する。
<掲載記事>
- ○トライボロジー特性改善のための表面テクスチャリング(東京理科大学 佐々木 信也)
- ○流体潤滑理論に基づく表面テクスチャの効果(同志社大学 平山 朋子)
- ○フェムト秒レーザによる表面微細加工(キヤノンマシナリー 沢田 博司)
- ○油中潤滑用ICF―表面テクスチャリングと水素フリーICF―(ナノテック 平塚 傑工,今井 健雄)
- ○表面テクスチャのメカニカルシールへの応用(イーグル工業 高橋 秀和)
特集 II :潤滑油の試験分析
潤滑油の試験・分析は,潤滑剤の一般性状や使用中の潤滑剤の変化などを把握する上で重要な項目となっている。
特に潤滑油分析は,健康診断における血液検査にも例えられ,使用油の劣化診断や機械の予知保全として重要な役割を果たしている。
今回は,潤滑油の分析機器の最近のトレンドや傾向などをご紹介する。
<掲載記事>
- ○蛍光X線分析装置による使用済み潤滑油分析(スペクトリス パナリティカル事業部 山路 功)
- ○現場で測定ができる,オイル中の低濃度の水のFTIR分析―新しいオイル中の水の安定化テクニック(新案特許出願中)―(A2 Technologies社 Frank Higgins,John Seelenbinder,エス・ティ・ジャパン 安田 憲生)
- ○オイル内水分計による潤滑油中水分測定(ヴァイサラ 荒井 良隆)
製品と技術
- ○世界をリードするアントンパールの密度・濃度測定(アントンパール・ジャパン)
- ○SPMによる表面計測技術の進化と最新機械特性計測技術(日本ビーコ)
インタビュー
- ○新生「JX日鉱日石エネルギー」誕生(編集部)
連載
- ○やさしい切削油剤の話 第2回 『切削工具と切削油剤』(協同油脂 齊藤 寛征)