月刊潤滑経済 2014年9月号 No.591
月刊潤滑経済 2014年9月号 No.591
(keizai201409)
出版社:株式会社潤滑通信社 発行:2014年9月5日 サイズ:B5版
特集 I :潤滑油の分析・劣化診断・清浄化の動向
潤滑油の試験・分析は,潤滑剤の一般性状や使用中の潤滑剤の変化などを把握する上で重要な項目となっている。特に潤滑油分析は健康診断における血液検査にも例えられ,使用油の劣化診断や機械の予知保全として重要な役割を果たしている。
本特集では,潤滑油の状態監視から分析方法,清浄度管理の動向をご紹介する。
<掲載記事>
- ○メンブランパッチ色相による樋門開閉装置の簡易診断手法の検討(土木研究所 寒地土木研究所 平地 一典)
- ○オイル状態監視の最先端「OQS・オイルクオリティ(劣化)センサ」(RMFジャパン テクニカルサポートDiv)
- ○油圧機器におけるオイル分析技術(大生工業 加藤 克紀)
特集 II :滑り軸受のISO 国際標準化と技術動向
現在,ISO/TC123にて滑り軸受における計算方法の規格改定作業が進められている。
この規格改定の方向性は今後の市場環境に多大な影響を与えることから,会議の動向が注目されている。
本特集では,滑り軸受におけるISO国際標準化の動向から,主要滑り軸受メーカー,需要家より具体的な軸受の技術動向をご紹介する。
<掲載記事>
- ○滑り軸受におけるISO標準化の最新動向(東京大学 染谷 常雄)
- ○自己潤滑性を持った滑り軸受の開発と適用(オイレス工業 芝宮 孝)
- ○ターボ機械用ティルティングパッドジャーナル軸受の給油量低減の影響と樹脂材料の開発(大同メタル工業 花橋 実,中村 成寿)
- ○スラスト軸受の樹脂コーティング,テーパランドによる摩擦低減(大豊工業 山下 拓宏)
- ○自動車における滑り軸受の適用(本田技術研究所 町田 恭一)