月刊潤滑経済 2015年5月号 No.600
月刊潤滑経済 2015年5月号 No.600
(keizai201505)
出版社:株式会社潤滑通信社 発行:2015年5月5日 サイズ:B5版
特別企画:潤滑技術者の育成と教育トレーニング
元売や潤滑剤の専業メーカー各社では,ユーザーである生産現場の適油選定や潤滑管理をサポートするため,セールスエンジニア向けに教育トレーニングや資格認定制度を独自に実施し,潤滑油販売のスペシャリストを育成している.
本企画では,各社の教育トレーニングの内容や資格制度についてご紹介する.
<掲載記事>
- ○外販資格制度「出光テクニカルマスターITM(Idemitsu Technical Master)」(出光興産)
- ○コスモルブ研修制度の刷新 「女性用講座日程」と「“営業戦力”とことん塾」の新設(コスモ石油ルブリカンツ)
- ○潤滑油研修制度 「JUMP会」「ルブマイスター認定制度」(JX日鉱日石エネルギー)
- ○潤滑士制度(昭和シェル石油)
- ○オンライン研修プログラム「カストロール インダストリアルエナジャイザー」と「高性能潤滑油研修コース」の拡充(BPジャパン カストロールインダストリアル事業本部)
特集:高機能トライボ表面のプロセス技術
自動車の低燃費化・高性能化が進む中で,高機能化を付与するトライボ表面への期待がますます高まっている.
2014年8月には,表面技術協会に「高機能トライボ表面プロセス部会」が設立し,大学や研究機関,企業など分野横断的な議論を通して高機能トライボ表面のためのプロセス革新に向けた検討が行われている.
本特集では,同研究会の活動内容や,「高機能トライボ表面のプロセス技術」における産業界での適用等についてご紹介する.
<掲載記事>
- ○DLC成膜技術の研究開発動向と高機能トライボ表面プロセス部会の活動状況(名古屋大学 大学院 上坂 裕之)
- ○高出力インパルスマグネトロンスパッタリング(HiPIMS)法の技術動向とその応用(首都大学東京 大学院 清水 徹英)
- ○自動車における低摩擦表面技術の動向(日産自動車 南部 俊和)
- ○金型成形におけるトライボコーティング技術(松山技研 野村 博郎)
- ○ピストンリング用成膜装置AIP-G60R およびリングへの適用(神戸製鋼所 谷藤 信一)
解説
- ○オニオンライクカーボンの潤滑剤としての応用開発(パレス化学 野上 武史)
製品と技術
- ○オンライン潤滑油測定の最前線 エアコン開発用「オイル循環率」と「動粘度」の連続測定(アントンパール・ジャパン)