月刊潤滑経済 2020年12月号 No.669
月刊潤滑経済 2020年12月号 No.669
(keizai202012)
出版社:株式会社潤滑通信社 発行:2020年12月5日 サイズ:B5版
特集:表面処理・ナノトライボロジー技術
物体同士が接するポイントに発生する摩擦は,発熱や摩耗,変形の大きな要因となり,機械製品の寿命を縮めたり工作機械の耐久性の低下の原因になったりする.エネルギーをロスするばかりか,摩擦による経済損失は数兆円規模ともいわれ,トライボロジーの進展は持続可能な社会実現のキーテクノロジーといえるだろう.
本特集では,物体表面を物理的・化学的方法で変質させトライボロジー特性を改善する「表面処理」と目に見えない微小領域でのトライボロジーを解明する「ナノトライボロジー」の最新の研究と動向をお伝えする.
<掲載記事>
- ものづくりに貢献するトライボロジー試験・評価技術(東京理科大学 佐々木 信也)
- ナノダイヤモンドの潤滑剤への応用と今後(ナノ炭素研究所 大澤 映二)
- DLCの生体摺動性を応用した医療デバイス(東京電機大学 平栗 健二,金子 眞生)
- ウェブハンドリング技術と産業分野における応用(東海大学 砂見 雄太)
- 微細ラティスコーティング技術(コマツNTC 前花 英一)
- 塩浴軟窒化処理「タフトライド処理」について(TSタフトライド グウェン ボロレ)
トピックス
- 「トライボロジー会議 2020 秋 別府」がオンラインで開催される(編集部)
- 「マイクロファブリケーションシンポジウム」が開催される(編集部)
解説
- JAST グリース研究会50年の歩み(日本トライボロジー学会グリース研究会65期主査 西村 寛 氏に聞く)