月刊潤滑経済 2021年2月号 No.671

月刊潤滑経済 2021年2月号 No.671

(keizai202102)
出版社:株式会社潤滑通信社
発行:2021年2月5日
サイズ:B5版

特集 I :潤滑油添加剤と合成潤滑油の動向

潤滑油剤に求められる性能は,省燃費・長寿命・安定性などに加え,環境保全への対策に至るまで多岐にわたり,あらゆる面での質が求められる状況が年々増している.そうした潤滑油剤へのニーズに応える上で大きな役割を果たしているのが,潤滑油添加剤や高機能性持たせた合成系ベースオイルである.さらに,基油そのものの性能向上はもとより,特定の性質を高めたり,新たに性質を加えたりする添加剤も重要な役割を担っている.
本特集では,潤滑油添加剤と合成潤滑油の市場動向や技術動向を取り上げる.

<掲載記事>

  • メタロセン触媒を用いたポリαオレフィン合成油の今後の展望(崇城大学 里永 憲昭,竹田 雄祐,D1ケミカル 渡邉 孝司,園田 智之)
  • 分子シミュレーションによる潤滑油添加剤の設計―銅腐食防止剤の事例―(兵庫県立大学 鷲津 仁志)
  • 建設機械における生分解性作動油の動向(出光興産 磯部 貞佑)
  • 生分解性型シールドマシン用テールシールグリース「シールノックBD」について(ENEOS 大澤 敬)
  • 省エネルギー潤滑油に用いられる粘度指数向上剤(三洋化成工業 吉田 和徳)
  • 脂肪酸エステルの特長と潤滑油や金属加工油への展開(築野食品工業 山本 弥)
  • 新規無灰型摩耗防止剤の開発(日油 清水 湧太郎)

 

特集 II :非破壊検査

加工プロセスにおける設備・機械の故障や不具合において,迅速な検知は機械の機能を最適に保つための基本であり,トラブルの予兆を早期にかつ正確に把握することが求められる.作業中断や稼働停止といった最悪の状況を回避するために,また,機械の最適なメンテナンスを実行するためには,目にみえない機械内部のコンディションを最新の装置と技術を駆使してしっかりと捉え,見える化することが重要となる.作業の効率を最大限化するとともに,機械寿命を延ばし,より有効なメンテナンスコストを実現する検査・センシングを本特集では取り上げる.

<掲載記事>

  • AEセンシングのメンテナンスへの適用(埼玉工業大学 長谷 亜蘭)
  • 仮設モニタリングも可能な無線式防爆対応サーモグラフィ~特許技術を駆使して小型化を実現~(日本アビオニクス 伏間 正弘)

製品と技術

  • 摩擦・せん断力をリアルタイムマッピング~摩擦・せん断力センサーの紹介~(NISSHA)
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