月刊潤滑経済 2022年6月号 No.687

月刊潤滑経済 2022年6月号 No.687

(keizai202206)
出版社:株式会社潤滑通信社
発行:2022年6月5日
サイズ:B5版

特集:固体潤滑剤・特殊潤滑剤の最近の動向

摺動部の表面同士が直接接触する用途に用いられる固体潤滑剤.オイルやグリースを塗布する湿式潤滑皮膜に比べ,低速・高荷重下での油膜形成と安定性に長け,また,オイルやグリースが使用できないケースへの対応や漏出,廃液などでの環境負荷を減らすといった観点から,固体潤滑へシフトする動きも出てきている.さらに,二硫化モリブデン,グラファイト,PTFE等の粉末状または塊状のものを塗布する方法だけでなく,特殊潤滑剤と組み合わせることで効果の飛躍向上を図ったり,潤滑剤を含有させた樹脂塗料の焼付塗装や表面処理を施したりといったアプローチも技術の広がりと奥行きを見せている.

本特集では,固体潤滑剤・特殊潤滑剤を概観し,一般的な用途から特殊用途に至るまでの動向を取り上げる.

<掲載記事>

  • 固体潤滑の研究動向(東京工業大学 桃園 聡)
  • 宇宙分野における固体潤滑剤の適用(川邑研究所 川邑 正広)
  • 固体潤滑剤の種類,特徴および適用形態(住鉱潤滑剤 藤田 登)
  • ナノカーボン添加剤の潤滑剤への添加とその効果(昭和電工 今村 貴子)

 

小特集:食品の安全に関わるトライボロジー

  • 食品製造のSDGsに貢献するコーティング(太陽誘電ケミカルテクノロジー 下谷 慎吾)
  • 「FOOMA JAPAN 2022」2022年6月7日(火)~10日(金)東京ビッグサイトで開催(編集部)

PRのページ:食品工場用潤滑油剤

  • NOK / NOKクリューバー,ENEOS,兼松ケミカル,協同油脂,ダイゾー ニチモリ事業部,松村石油

TOP INTERVIEW

  • 環境と高性能を両立する生分解性潤滑剤で環境リスク低減への貢献を!(RSC Bio Solutions Vice President of Marine Business Development DAVID SIMPSON 氏に聞く)

連載

  • 初めての転がり軸受 第13回「転がり軸受の基本特性」(トライボロジーアドバイザー 似内 昭夫)
  • 掌の小節 第十四節(技術オフィス・村上 村上 靖宏)

トピックス

  • オートケミカル工業会「2022年度通常総会・講演会」を開催(編集部)
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