月刊潤滑経済 2022年7月号 No.688
月刊潤滑経済 2022年7月号 No.688
(keizai202207)
出版社:株式会社潤滑通信社 発行:2022年7月5日 サイズ:B5版
特集:機械状態の監視による設備管理とメンテナンスの動向
機械の状態を知るすべは,かつては熟練者の目・耳・鼻・手といった人の持つ経験と記憶,そして勘に頼るところが多かった.しかし,省人化の流れも相まって,“誰にでも判断できる”数値化された基準が必要となり,現在のトレンドは様々なセンサーとそこで得られた情報を分析・解析して現状をリアルタイムにとらえ,トラブルを予測しメンテナンスの計画を立てる「予知保全・予兆検知」へと移りつつある.リモートワーク化が急激に進んだ昨今では,遠隔操作の必要性が高まるにつれ,人間の監視をほとんど必要としない高度な自動化システムと効率の良いメンテナンスが求められるようになった.
本特集では,機械の状態監視とそれを支えるセンシング,さらにセンシングデータに基づくメンテナンスについての動向を取り上げる.
<掲載記事>
- AEセンシングを活用したプロアクティブメンテナンス(埼玉工業大学 長谷 亜蘭)
- mPAOとCTL潤滑油による環境保護とメンテナンスの低減(崇城大学 里永 憲昭,竹田 雄祐)
- 寿命予測を実現するためのOpen Monitoring構想(ロート製薬 江本 二郎)
- インバータモータにおける潤滑劣化・軸受損傷と軸電圧の測定(福田交易 小西 悠太)
- 水分・コンタミ侵入を防ぐエアブリーザによるメンテナンス(RMFジャパン 柿下 孝太)
PRのページ:状態監視・トライボロジー技術
- RMFジャパン,インテクノス・ジャパン,日鉄ケミカル&マテリアル,マウンテック,マルマテクニカ
イベント紹介
- メンテナンス・レジリエンス TOKYO 2022 7/20~22,東京ビッグサイトで夏に3年ぶりの開催(編集部)
トピックス
- 「トライボロジー会議2022 春 東京」オンラインで開催される(編集部)
- FOOMA JAPAN 2022,3年ぶりにリアル展を東京ビッグサイトで開催(編集部)
連載
- 初めての転がり軸受 第14回「転がり軸受の基本特性(2)」(トライボロジーアドバイザー 似内 昭夫)
- 掌の小節 第十五節(技術オフィス・村上 村上 靖宏)