月刊潤滑経済 2023年2月号 No.695
月刊潤滑経済 2023年2月号 No.695
(keizai202302)
出版社:株式会社潤滑通信社 発行:2023年2月5日 サイズ:B5版
特集:潤滑油添加剤・合成潤滑油と潤滑油の最近の動向
2050年カーボンニュートラル宣言により,潤滑油業界でもカーボンニュートラルへの取り組みが求められている.脱炭素化への対応が喫緊の課題となるなかで,潤滑油剤は多岐にわたる要求性能を満足させることが必要で,潤滑油添加剤や合成潤滑油基材に対しても高い性能が求められている.
今回は,潤滑油・添加剤・合成潤滑油関連の特集として,潤滑油業界のカーボンニュートラルへの取り組みや,近年トライボロジー分野でも適用が進んでいる分子シミュレーション技術を用いた潤滑油添加剤の開発,冷媒・冷凍機油の動向,日本建設機械施工協会で検討が進められている建機用高粘度指数油圧作動油の規格化の動向,日本農業機械工業会が取り組んでいる農機用潤滑油の統一規格化の動向についてご紹介する.
<掲載記事>
- カーボンニュートラルの実現に貢献する潤滑油・グリースの開発(ENEOS 潤滑油カンパニー 潤滑油企画部 潤滑油プロジェクトグループ 坂根 康夫 氏,佐藤 直也 氏,潤滑油販売部 潤滑油販売統括グループ 荻原 稜 氏に聞く)
- 分子シミュレーションによる潤滑油添加剤の設計―極圧添加剤の事例―(兵庫県立大学 鷲津 仁志)
- 低GWP冷媒の動向(AGC 福島 正人)
- 冷媒と冷凍機油の動向(日本サン石油 斉藤 玲)
- 潤滑油のリサイクルや原料代替によるサステナビリティの推進(MORESCO 兼松 直弘)
- 建設機械用潤滑油の規格化の動向(GS Caltex Corporation 浜口 仁)
- 農業機械用潤滑油の統一規格化(クボタ 中本 裕太)
TOP INTERVIEW
- エネルギー安定供給の社会的責務を果たしつつカーボンニュートラル実現へ(出光興産 代表取締役社長 木藤 俊一 氏に聞く)
連載
- 初めての転がり軸受 第19回「転がり軸受の損傷とその対策(1)」(トライボロジーアドバイザー 似内 昭夫)
- 掌の小節 第廿一節(技術オフィス・村上 村上 靖宏)