月刊潤滑経済　2023年4月号　No.697

出版社：株式会社潤滑通信社
発行：2023年4月5日
サイズ：B5版

特集 I ：カーボンニュートラルの実現に向けた燃料・潤滑油剤開発の最前線

2050年カーボンニュートラルの実現に向けて，自動車の電動化が加速している一方で，カーボンニュートラル燃料や水素エンジンの研究開発も同時に進められている．

本特集では，将来のライフサイクルCO₂排出量低減の観点から見た自動車市場と潤滑油の必要性，カーボンニュートラル燃料として注目されているe-Fuel（合成燃料）の現状と今後の展望，電動車の駆動ユニットであるトランスアクスル用潤滑油の技術開発，カーボンニュートラルに向けて熱効率50％超えに挑戦するエンジン技術について，それぞれご紹介する．

＜掲載記事＞

• 将来のライフサイクルCO₂排出量低減の観点から見た自動車市場と潤滑油の必要性（慶應義塾大学　システムデザイン・マネジメント研究所　石﨑　啓太，中野　冠）
• e-fuelの現状と今後の展望（日本自動車研究所　鈴木　徹也）
• 電動車におけるトランスアクスル用の潤滑油技術開発（トヨタ自動車　床桜　大輔）
• カーボンニュートラルに向けて熱効率50％超えに挑戦するエンジン技術（SOKEN／日本自動車部品工業会　古野　志健男）

連載

• 初めての転がり軸受　第21回「転がり軸受の応用（1）」（トライボロジーアドバイザー　似内　昭夫）
• 掌の小節　第廿三節（技術オフィス・村上　村上　靖宏）

特集 II ：IoT，AIを活用した診断技術

• JMAC流 設備保全システム整備とIoTの導入に向けたアプローチ（日本能率協会コンサルティング　鐘ヶ江　克則）
• 振動から機械の異常原因を推定するモニタリングシステム「TR-COM」（酉島製作所　野呂　貴之）
• OMNIedgeソリューション第3弾「工具監視AIソリューション」（THK　高野　修一）