やさしいグリースの話
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グリースは,自動車の軸受をはじめ,産業機械や電機・電子機器,OA機器,航空・宇宙産業などあらゆる分野における潤滑箇所で重要な役割を担っています。
本書は,月刊潤滑経済2009年9月号から2010年7月号まで,協同油脂株式会社 グリース技術部による10回の連載をまとめています。
これからグリースを勉強される方の入門書として,また現場での実用書としてご利用ください。

月刊潤滑経済 2010年10月号 No.542
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○トライボロジー特性改善のための表面テクスチャリング(東京理科大学 佐々木 信也)
○流体潤滑理論に基づく表面テクスチャの効果(同志社大学 平山 朋子)
○フェムト秒レーザによる表面微細加工(キヤノンマシナリー 沢田 博司)
○油中潤滑用ICF―表面テクスチャリングと水素フリーICF―(ナノテック 平塚 傑工,今井 健雄)
○表面テクスチャのメカニカルシールへの応用(イーグル工業 高橋 秀和)
○蛍光X線分析装置による使用済み潤滑油分析(スペクトリス パナリティカル事業部 山路 功)
○現場で測定ができる,オイル中の低濃度の水のFTIR分析―新しいオイル中の水の安定化テクニック(新案特許出願中)―(A2 Technologies社 Frank Higgins,John Seelenbinder,エス・ティ・ジャパン 安田 憲生)
○オイル内水分計による潤滑油中水分測定(ヴァイサラ 荒井 良隆)

月刊潤滑経済 2010年9月号 No.541
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○半導体デバイスにおける洗浄技術(住友スリーエム 則本 雅史)
○電子部品における微粒子洗浄技術(三井・デュポンフロロケミカル 菊地 秀明)
○精密機械部品における洗浄技術(JX日鉱日石エネルギー 飯守 慎太郎)
○精密洗浄における新しい洗浄乾燥技術(旭硝子 津崎 真彰)
○接触角計による清浄度評価と測定事例(協和界面科学 加藤 正和,小林 優子)
○冷媒・冷凍機油の変遷と動向(日本サン石油 斉藤 玲)
○冷凍空調機器の生産拠点と冷媒・冷凍機油の動向(編集部)

会社・商品情報 2010年版(月刊「潤滑経済」2010年8月号 No.540)
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メンテナンスに必要な機器・機材を取りまとめた商品情報と,それを供給している会社,工業用潤滑油外販店,油測定・分析会社や廃油・廃液処理会社,メンテナンスサービス会社など関連会社を取りまとめた会社要覧の両方を1冊にまとめたガイドブックです。会社と商品をカテゴリーごとに分類し,会社一覧表,商品一覧表,会社紹介,商品紹介の項目で掲載しています。

月刊潤滑経済 2010年7月号 No.539
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○シールの種類と選定(編集部)
○次世代自動車のシールについて(NOK 黒木 雄一)
○磁性流体シールの動向(フェローテック 廣岡 正剛)
○環境配慮型さび止め油『アンチラストテラミシリーズ』(JX日鉱日石エネルギー 小松 富士夫)
○防錆油の世界動向とカルシウム型新規防錆添加剤『ALOX(R)2165, ALOX(R)2100』(著者:ルーブリゾールコーポレーション Derek Phillips,訳者:日本ルーブリゾール 寺田 直)

月刊潤滑経済 2010年6月号 No.538
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○建設機械用グリースの動向((株)日本礦油 雑賀 光哉)
○産業モータ用グリース(協同油脂 近藤 信也)
○風力発電装置用軸受とグリース(ジェイテクト 吉崎 浩二)
○電装補機用軸受とグリースの技術動向(NTN 野崎 誠一)
○給油・給脂の方法と装置の選定(編集部)
○噴霧潤滑装置(TACO 佐々木 政彰)
○グリース集中給脂システム(リューベ 伊坂 和久)
○シングルポイント給脂装置(昭和シェル石油 阿部 正弘)

月刊潤滑経済 2010年5月号 No.537
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○食品機械用潤滑剤のリスク管理と市場動向(レッド&イエロー 森 久也)
○食品機械メーカーのリスク管理とNSF H1潤滑剤の採用(アクリテック,カジワラ)
○食品機械における転がり軸受と潤滑技術(NTN 三上 英信)
○食品加工機械用シールの技術動向(エスケイエフ・エコノモス・ジャパン 望月 宣孝)
○摩耗の標準試験法―日本機械学会基準S013「摩耗の標準試験法」の改訂について―(東京理科大学 佐々木 信也)
○トライボロジー試験機ガイド
 アルバック理工,オートマックス,協和界面科学,神鋼造機,新東科学,トリニティーラボ,パーカー熱処理工業

月刊潤滑経済 2010年4月号 No.536
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○固体潤滑,トライボ材料の最新動向(東京都市大学 広中 清一郎)
○炭素系材料のトライボロジー(首都大学東京 岩井 邦昭)
○DLC膜,ダイヤモンド膜の金型・工具への応用(湘南工科大学 片岡 征二)
○DLCコーティング適用技術の進展(神奈川県産業技術センター 加納 眞)
○DLCコーティングの実用事例(ジェイテクト 鈴木 雅裕)
○高分子系複合材料のトライボロジー(工学院大学 西谷 要介)
○高分子系トライボロジー材料の実用事例(NTN精密樹脂 沖 芳郎,石井 卓哉)
○セラミックス系複合材料のトライボロジー(産業技術総合研究所 北 英紀)
○機械状態監視診断技術者(トライボロジー)資格認証制度(編集部)
○訓練機関紹介
 日本原子力発電,トライボテックス,日本プラントメンテナンス協会,ジャパン・アナリスト,新日鐵化学

月刊潤滑経済 2010年3月号 No.535
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○切削油を取り巻く環境対応技術(香川大学 若林 利明)
○切削油剤の環境・化学物質規制対応の課題と現状(全国工作油剤工業組合 技術部会)
○EUにおける切削・研削油剤のラベル表示変更について(日本クエーカー・ケミカル 池田 俊和)
○切削油の環境対策と職場環境改善の実現(ユシロ化学工業 丹野 幸雄)
○機械的蒸気再圧縮技術(MVR)を用いた水溶性加工液の廃液処理システム(日本ホートン 甘利 幸亮)
○~インタビュー~セミドライ加工によるエコロジーとエコノミーの実現(フジBC技研 伊藤 満 社長に聞く)

月刊潤滑経済 2010年2月号 No.534
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○鉱油系高性能基油の特性と性能(湘南工科大学 村木 正芳)
○潤滑油ベースオイルの動向~鉱油系基油の動向~(ジャパンエナジー 森島 欣之)
○環境対応型難燃性作動油の動向~脂肪酸エステル系作動油~(日本クエーカー・ケミカル 竹崎 渉)
○高引火点を実現した新規硫黄系極圧剤「DAILUBE GS-150HF」(DIC 坂田 浩)
○非破壊検査とは(日本非破壊検査工業会 広報振興部会)
○老朽化設備の超音波全面測定による肉厚管理(旭化成エンジニアリング 田村 孝市)
○潤滑油の分析による攻めの機械保全(トライボテックス 川畑 雅彦)
○設備管理のための潤滑油分析と振動診断の実践(新日本製鐵 藤井 彰)

月刊潤滑経済 2010年1月号 No.533
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○自動車の低燃費化とエンジンオイルの動向(トヨタ自動車 山下 実)
○自動車用ガソリンエンジン油の技術動向と規格について(新日本石油 佐光 佳仁)

月刊潤滑経済 2009年12月号 No.532
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○家庭廃食用油を使用したバイオ再生重油の製造(新日石総研 岡本 康男)
○フィルタメーカーによるオイル分析(大生工業 加藤 克紀)
○環境負荷を考慮したオイル管理とトラブル低減技術―オイルDr.サービス―(高田工業所 松本 正和)
○フィルトレーション装置による加工液の長寿命化(ナチインダストリアルサービス 三和 茂樹)
○化審法の改正について(経済産業省 製造産業局 化学物質管理課)
○化審法におけるリスク評価―第二種及び第三種監視化学物質のリスク評価手法について―(製品評価技術基盤機構 松崎 寿)
○化管法の見直しについて(経済産業省 製造産業局 化学物質管理課)
○REACHにおける日本と欧州の動き―注目すべきREACHコンソーシアムの活動―(ハーランラボラトリーズ 安齋 享征)